こんばんは、札幌留学ステーションのTakeshiです最近の札幌は落ち着かない天気が続いています。。。これが蝦夷梅雨ってやつなのかな??
さて、今日は現地の留学生、ワーキングホリデーの方々が意外に間違えるaとtheの使い分けを教えてちゃいます♪
私が留学中にキレイなお姉さんに『Do you have the time?』と聞かれて満面の笑みで『YES』と答えて相手の反応を待っていたら、ポカーンとした顔をされて立ち去っていったのをはっきりと覚えています。。。
Do you have the time?=何時か分かりますか? という意味になるんですね!theがaになると『ちょっと時間ある?』という意味になり、当時の私が期待していたいわゆる『逆ナン』的な感じになったわけです。笑
ということで早速始めていきましょう!まずは、それぞれの役割から♪
<aとtheの役割>
①aの役割
aは「ある1つの~」という意味を表し、数えられる名詞の単数形のみに付けることができます。
数えられる名詞とは、犬(dog)や猫(cat)、机(desk)や椅子(chair)などの具体的な形を持つものであり、水(water)や紙(paper)などのように、具体的な形が決まっていないものは数えられない名詞です。
数えられる名詞は沢山ありますが、例を挙げるときりがないので、覚えるのは数えられない名詞のみで構いません。ちなみに、人名や地名などの固有名詞や、具体的な形で表すことができない平和(peace)や音楽(music)なども数えられない名詞です。
ではaを使った例文を見てみましょう♪
We gave her a book. =私たちは彼女に本をあげました。
Please break an egg.=卵を割って下さい。
※単語の発音が母音(a,i,u,e,o)から始まる場合は、a→anとなることも覚えておきましょう!他にもapple(りんご)、orange(オレンジ)などがありますが、最初のうちに習う簡単な単語ほど、aとanの使い分けを見落としがちになるので、英文を発音して母音から始まる名詞かどうか、きちんと確かめるようにしましょう。
②theの役割
theは「その~」という意味を表し、数えられる、数えられないに関係なく、単数形、複数形両方の名詞に付けることができます。また、aは不特定であるものを指すのに対して、theは会話の中で話題に上っていたり、何を指しているか具体的に特定できたりする場合に使います。
TKC: Where is Richard? =リチャードどこにいる?
Mika: He is in the garden. =庭ににいるわよ。
※Mikaの会話に注目して下さい。
gardenの前にtheが使われていますが、これはすなわち、TKCとMikaの二人にとって、庭が特定できる場所であるということを表しています。このように、会話がされている状況や場所をイメージすることで、答えが見えてくることもあるので、留学・ワーキングホリデー中も書かれてあることや状況から、様々なヒントを読み取る練習をしておくと良いでしょう。
はい、どんどんいきますよ〜
I bought a car yesterday. = 昨日オレ車買ったんだよね〜。
The car is very fast!! = その車がめっちゃ早いんだよ!
これを見ると、最初の文で漠然と車を買ったと言い、後の文で買った車の説明をしていることが分かります。a carとthe carは全く同じ車なのですが、the carの方が「その車」というように、より限定的に表していますよね。
このように、aとtheの区別をつけるには、微妙なニュアンスの違いを表現するのに実はスゴく大切!留学・ワーキングホリデーで間違った表現をしないようにしっかりと覚えていきましょう♪